意味報酬を高めた方がいい理由

ジム・チョ☆です

 

今回、福祉業界は給料の話題が多いので私の視点からみた角度で書いてみます。

 

福祉業界で年収360万で安いって言われているんだけど、確かに業務量と賃金のバランスはいいとは言えない。

問題は上限年収が低いという問題で、施設長レベルでも年収500万円ってのも普通にあるわけです。

 

行政いわく、社会福祉法人国税が導入されており、公益性の高い法人であって、税制が優遇されているため、事業で得た利益は、社会福祉事業を行う目的に反し、過度な報酬を受け取ることが適切ではないとされている面が強い。

 

参考に県によると、施設長の平均年収は約800万円前後とのこと。

 

おそらく、「それだけもらっていればいいでしょう」と思うことでしょう。

そう思うのも分からないわけでもありますせん。どんな仕事をしているかも分からないわけですからね。

 

あえて考え方を変えてみたいと思いますが、あなたの会社の社長が1000万円を超えない給料だとしたら、会社に魅力や期待が持てますか。

 

福祉業界の問題は、キャリアパスの設計が不十分かつ、キャリアパスに必要とされり財源が捻出できるほど、保険報酬が決して高いわけではないといったことも問題として考えます。

 

福祉に限らず、昨今の採用状況は中々厳しい流れですが、ある意味致し方ないことなのかもしれません。

無知な事業者が利益を優先出来た時代で、無知な従業員が低賃金でも働いていた時代を得て、今、従業員がスマホの普及により、自由に情報を得ることができたわけですからね。

 

話を戻すと、どうあがいても福祉業界において給与待遇をある程度までしか到達できないという事をまずは理解しなければならなくて、その上で福祉を仕事としたい人が意識しなければならないのが意味報酬の捉え方だと思うのです。

 

ある程度まで上り詰めた前提での話になりますが、福祉業界の業務量といったら半端なくて、役職についたら、就いたで理不尽な責任まで押し付けられ、好きだった仕事がいつのまにか、嫌いになっている事も多くて、始めた当初よりは給料は増えているにもかかわらず、忙しい毎日に気持ちも萎えてくることもしばしばあるのです。

 

思考を転換してみてはいかがでしょうか。

 

今の働く職場しか無いなんて思わない

企業もだいぶ変わりつつあります。労働者がいないことが理由で倒産する時代です。

年功序列や終身雇用はすでに終わっているのです、企業は変わらなければ存続することはできない日は近いのです。

 

だからこそ、今エンゲージメントの話が増えていて、企業と労働者はパートナーとした関係が求められる時代です。

忠誠心とは異なり、働きたいと思える職場みたいな感じで、そのために企業も労働者がいかに働きたいと思えることを考えるかが、生き残りに不可欠となっているのです。

 

では、企業も労働者に対して何を求めているのでしょうか。

忠誠心が高い人ではないとするならば、労働者自身が何を実現したいのかを現わせる人だと思います。

長く勤めるだけでなく、どうしたい、こうしたいの考えがあって、さらに行動できる人です。

 

できるか、できないかではなくて、やるか、やらないかではないでしょうか。

 

自分を大事にしつつも、何もしない人は、結局年収も心の満足も得られないと、そんな風に思いました。

 

 

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