だから介護リーダーは面白い

ジム・チョです

来年秋より処遇改善加算の新加算がまとまりつつあるようですね!どの程度が新たな財源として見込め、介護士に対して反映出来るのか、詳細が待ち遠しいです。

 

今回は、新たにリーダーとして任命された方に向けて書いてみたいと思ったので記録します。

 

リーダーは目標ではない

最近20代から40代まで幅広くリーダーになられた方々が当施設におります。

リーダーとして期待したいところなんですが、色々と思うことがあります。

 

*そもそも、リーダーになって何がしたいのでしょうか。リーダーになれば何が出来るのでしょうか

 

答えられない人は、少なからずリーダーになれば手当がつくといった手段として、一定の評価が得られる範囲で努力され、かもなく不可もなくリーダーに選ばれた人かもしれませんね。

昨今、福祉業界のリーダーは仕事と賃金のバランスが悪く、なり手がいないのが現実ですからね。

 

それでもいいのではと思う方もいるでしょうが、それではダメなんです。

あらためてリーダーとなったあなたがこれから抱える課題は、簡単なようで難しいステージに立つことだと思います。

 

悩ませたり、不安を煽るつもりはございませんが、自分自身をメンタルから守るために、しっかりと受け入れておくといいと思ったことです。

 

先日まで普通の"スタッフ"

昨日までスタッフだった人が、今日からリーダーと言われても周りからの信用はゼロに等しい。

なんなら、なんであの人がリーダーだと、スタッフ内には面白く思えない人もいるでしょう。

必然的なことと受け入れるべきでしょう。あなたがいくらスタッフだった時に、スタッフ同士で考えが一致していて、関係が良かったとしても、立場が変われば、他人の考え方は一変します。

 

まだ責任を果たして得られた信用はゼロだと言うことです。

 

どんだけスタッフ時代に人望があったとしても、必ず人間関係で悩みます。

他愛も無い会話でストレスを発散するぐらいしか、仕事で会話をしていない関係だったということでもあるでしょう。

リーダーだからではなく、介護士としての魅力が必要だったという事でもあります。

 

不思議なもので、スタッフ時代は理解できなかったことが、理解しなければならなくなる環境になるのです。

福祉業界はまだまだ悪質な事業所もあるかもしれません。意図的な経営者もいるでしょう。

どちらかと言えば無知な人が多いことだと思いますが…

 

スタッフが中々言うことを聞いて守ってくれないと思うとしても先日まではあなたは守るべき理由を知っていましたでしょうか。

 

成り立てのリーダーであれば、モチベーションも上がっているので、しばらくは奮起していけるでしょう。

しかし、スタッフの方々の信用を得るために、何が出来るのか。

また、リーダーとして何がしたかったか。自分自身に問いかけてみてほしいと思います。

 

決してスタッフのご機嫌取りとならないよう、自分らしく、ゼロから信用を積み重ねていく気持ちで、焦らず、諦めずに歩んでほしいと思います。

応援しています!

 

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